ダイヤモンド買取は鑑定書なしでもOK?減額されない業者は?

ダイヤモンド買取は鑑定書なしでもOK?減額されない業者は?

ダイヤモンド買取は鑑定書なしでもOK?減額されない業者は?

 

ダイヤモンドを購入すると、鑑定書と呼ばれる品質評価レポートが発行される場合が
あります。ダイヤモンドを売却する際、その鑑定書の有無が買取価格に影響するのか
気になる方も多いと思うので、当ページではその点を詳しくご紹介します。

 

 

 

 

1: ダイヤモンド鑑定書とは

 

はじめに、ダイヤモンドジュエリーを購入する際に発行される証明書として、
混同しやすい次の3つを理解しておきましょう。

 

  • 鑑別書
  • 鑑定書
  • 保証書

 

鑑別書

鑑別書は、科学的方法を用いてダイヤモンドが天然物なのか人工物なのかを
調査した報告書です。ダイヤモンドは天然物だけでなくキュービックジルコニアなどの
人工ダイヤモンドや、着色したカラーダイヤモンドも市場に出回っています。
それらの真偽をキッチリと区別する為に鑑別書が発行されます。ちなみに鑑別書は
ダイヤモンドだけでなく、エメラルドやサファイなど他の宝石に関しても発行されます。

 

鑑定書

鑑定書とは、ダイヤモンドの評価指標である4Cをベースに質を評価した報告書です。
別名ではグレーディング・レポートと呼ばれることもあります。鑑定書はダイヤモンドの
成績表でもあり、米国宝石学会(G.I.A)が設計した評価指標4Cに基づいて、
カラット(重量)・カラー(色彩)・クラリティ(当目処)・カット(仕上げ)の4項目において
それぞれグレードが評価されます。鑑定書はダイヤモンド特有のレポートであり、
他の宝石類では発行されません。

 

保証書

保証書は、ジュエリーを販売している店側が商品に対して保証する証明書です。
保証書は品物に対する返品・紛失・盗難などのトラブル時の対応を記載したもので
宝石そのものの価値を保証するものではありませんので注意が必要です。
宝石の真偽、価値を保証するのは、あくまで鑑別書と鑑定書になります。

2: ダイヤモンド鑑定指標の「4C」

 

ダイヤモンドの品質は「4C」と呼ばれている指標によって評価されます。
この「4C」は米国宝石学会が考案した指標であり、ダイヤモンドの評価指標として
国際的にも採用されているスタンダードな指標となっています。

 

「4C」は次の4つの指標から構成されています。

 

<ダイヤモンドの評価指標「4C」>

  • Carat(カラット)
  • Color(カラー)
  • Clarity(クラリティ)
  • Cut(カット)

 

Carat(カラット)

Carat(カラット)はダイヤモンドの重量を表します。カラットを大きさと勘違いされている方が
多いようですが、1カラットは0.2gの重量となります。カラットが増えるにつれて重量だけでなく
見た目も大きくなっていきます。また、カラットは一定ラインを超えたところでダイヤモンドの
買取価格が跳ね上がります。その境界線は0.5カラットと言われています。

 

逆に、0.1カラット以下のダイヤモンドは俗にメレダイヤと呼ばれ、価格が一段下がります。
その理由は、.1カラット以下のダイヤモンドは単独でジュエリーにすることができないので、
使い勝手が悪く、基本的には中心のストーンの引き立て役にしか使用されない為です。

 

Color(カラー)

Color(カラー)はダイヤモンドの色範囲を表します。ダイヤモンドの原石は黄色みを
帯びているモノが多く、無色透明に近いモノは産出量が少なく見た目も美しい為、
買取価格も跳ね上がります。カラーの判断方法としては、GIAが認可している
マスターストーンの色味と比較する方法が一般的です。色範囲は細分化されており
素人目にはグレードが1上がったくらいでは見分けがつかないようです。

 

ちなみに、無色透明なダイヤモンドとは別に、産出した時から鮮やかな色味を帯びた
カラーダイヤモンドも存在します。カラーダイヤモンドにはレッド、ブルー、イエローなど
様々な色彩があり、色味の濃い方が価値も高くなります。

 

Clarity(クラリティ)

Clarity(クラリティ)はダイヤモンドの透明度を表します。ダイヤモンドは炭素を元に
圧縮された自然物ですので、ほぼすべてのダイヤモンドには内包物が存在します。
この内包物は少ない程、光がストーンの中を多く反射するので美しさが増します。

 

鑑定士がClarity(クラリティ)を検査する時は、顕微鏡やルーペを使用して内包物が
ないかを細かくチェックします。透明度が落ちてしまうと、どんなに大きなダイヤモンドも
価値が大幅に下落してしまいます。

 

Cut(カット)

ダイヤモンドは産出されたときに上記つの指標が決まってしまいますが、後天的に決まる
指標がCut(カット)です。Cut(カット)は原石のカッティング時の仕上がりを表します。
ダイヤモンドの輝きは内包物の有無に加えて、Cut(カット)によって決まるので4Cの
中でも大変重要です。Cut(カット)は職人の技術や経験によって左右されますのが、
出来の良いダイヤモンドほど販売価格に影響します。

 

その他(形状性、蛍光性など)

ダイヤモンドの評価指標は4Cをベースとしていますが、更に細かい評価指標があります。
例えば、ダイヤモンドの形状は種類も多く、「ラウンドブリリアントカット」は最も有名です。
「ラウンドブリリアントカット」はダイヤモンドリングの中では最も普及している形状であり
需要も高い為、買取価格も他の形状よりも高くなる傾向があります。

 

更にダイヤモンドには、蛍光性と呼ばれる紫外線に反応して光を放つ性質があります。
この性質の強さが強いと、ダイヤモンドの輝きを妨げてしまうため価値が下がります。
このようにダイヤモンドは様々な角度から、その美しさを評価されているのです。

3: ダイヤモンド鑑定書の発行機関

 

ダイヤモンドの鑑定機関は数多くありますが、機関によって鑑定の厳しさが異なっており
4Cを考案したGIA(米国宝石学会)と合わせて次の3大機関が有名です。

 

<ダイヤモンド3大鑑定機関>

  • CGL(中央宝石研究所)
  • AGT(AGTジェムラボラトリー)
  • GIA(米国宝石学会)

 

CGL(中央宝石研究所)

国内で最も有名かつ厳しいことで知られる鑑定機関が中央宝石研究所(CGL)です。
CGLは海外においてもその知名度は知られており、各国の取引所において絶大なる
信頼を受けています。鑑定書の発行数も世界No.1であり日本が誇るべき鑑定機関
といっても差し支えないでしょう。

 

AGT(AGTジェムラボラトリー)

AGTジェムラボラトリーは、中央宝石研究所と並び国内2大機関の1つと言われています。
AGTの鑑定も大変厳しく、ダイヤモンド鑑定の信頼度ではCGLに全く引けは取りません。
AGTが鑑定した最高級のダイヤモンド鑑定書は、「AGTプレミア」とも呼ばれており、
他社が鑑定した場合よりも2〜3%取引額が高くなると言われています。

 

GIA(米国宝石学会)

ダイヤモンドの評価指標である「4C」を考案したのがGIA(米国宝石学会)です。
GIAは1931年設立され、宝石学という学問を学ぶための教育機関でもあります。
現在、GIAは10ヵ国14都市にキャンパスを所有しており、宝石鑑定士の育成に
力を注いでいます。

4: ダイヤモンド鑑定書無しは買取で不利か

 

鑑定書は4Cに基づいてダイヤモンドを評価したいわば成績表ともいえますので、
鑑定書がダイヤモンドの買取価格に影響すると思われる方もいるかもしれませんが、
結論から言うと、鑑定書の有無が買取価格に直接影響することはありません。

 

鑑定士は中古ダイヤモンドを鑑定する際、鑑定書を参考にすることはありますが、
あくまで実物を見て、自身の鑑定結果に基づいて買取価格を決めています。
なぜ鑑定書を重要視しないかと言うと、その理由は次の通りです。

 

<鑑定書を重要視しない理由>

  • 鑑定機関によって信頼性が異なる為
  • 鑑定書の有効期限は2年である為
  • 鑑定基準に変更が加わる為

 

鑑定機関によって信頼性が異なる為

前述のように、ダイヤモンド鑑定の厳しさは鑑定機関によってだいぶ異なります。
国内の2大機関であるCGL(中央宝石研究所)とAGT(AGTジェムラボラトリー)が
厳しさでは筆頭となっており、それが信頼度にも直結しています。
2大機関以外がグレーディングしたダイヤモンドは信頼性が一段落ちる為、
評価結果をそのまま真に受けるといったことは通常は行わないのです。

 

鑑定書の有効期限は2年である為

ダイヤモンドであってもキズが付いたり割れたりといったトラブルがもちろんあります。
鑑定した瞬間に最高の状態であったとしても、2年も経過していると状態が劣化
しているケースも考えられます。
その為、鑑定書の有効期限は2年とされており、
2年を過ぎた場合は新たに鑑定書を発行したほうが良いこともあります。

 

鑑定基準に変更が加わる為

現在、ダイヤモンドの鑑定基準はGIA(米国宝石学会)が考案した4Cがベースです。
しかし、4Cは現行の評価指標ではありますが、今後変更が加わることもあります。
ダイヤモンドは4C以外にも、蛍光性や形状性などの指標をはじめ評価項目は
多くあります。その為、4Cに評価項目が加わり8Cや10Cとなることもありえます。

5: ダイヤモンド鑑定書を紛失したら

 

鑑定書が無くとも、ダイヤモンドの買取価格で不利になることは基本ありません。
しかし、鑑定書がないと困るのは「オンライン見積もり」を利用する場合です。

 

オンライン見積もりでは鑑定書が必要

最近では、「オンライン見積もり」に対応している業者も増えてきています。
「オンライン見積もり」は、4Cの情報と写真データを業者に送信することで、
概算見積もりをしてもらうサービスですが、この時に鑑定書を持っていないと
4Cの情報が入力できません。写真データから4Cを読み解くことは大変なので
基本的には4Cの情報を把握しておく必要があります。

 

鑑定書は再発行可能

ダイヤモンドの鑑定書は再発行が可能です。もし、ご自身が所有している
ダイヤモンドジュエリーの状態を書面という形で確認したいのであれば、
鑑定書を再発行してもらいましょう。但し、鑑定書発行を依頼するのであれば、
CGL(中央宝石研究所)かAGT(AGTジェムラボラトリー)のどちらかにすべきです。

6: ダイヤモンド鑑定書無しでもOKの業者

 

ダイヤモンドの買取価格は実物を鑑定して出すので、鑑定書が無くても問題ありません。
但し、フランチャイズ店のような大規模店を利用する場合、注意が必要です。
というのも、全国展開しているようなフランチャイズ店は店舗数が非常に多い為、
店舗によって鑑定力に差があるケースが多いからです。鑑定力の低い鑑定士は、
実物を見ただけでは価値を判断できず、安く買いたたかれることもありえます。
つまり、鑑定力がそのまま買取価格に直結する為、不安が大きいとも言えます。

 

ダイヤモンドの買取は小・中規模店を利用する

ダイヤモンドのような宝石類は、フランチャイズ店ではなく本店・直営店のみで
構成されている小・中規模店を利用することをおススメします。
小・中規模店では
鑑定する人間を限定していますので、鑑定力にブレが出る可能性は低いです。
また、小・中規模店はフランチャイズ店のようにロイヤリティ(上納金)がないため、
余計なコストがかからない分、買取価格への還元を行ってくれます。詳しくは、
「高価買取のコツ」のページでもご紹介していますので、参考にしてみてください。

 

>> ダイヤモンド高価買取のコツ

7: まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

 

鑑定書はダイヤモンドの品質を表す重要なモノではありますが、
それはあくまでも購入時点での品質を保証するものです。
また、ダイヤモンドを鑑定した機関によっても鑑定書の信頼度は異なる為、
買取を依頼する際は、最終的には実物から価値を判断することになります。

 

ダイヤモンドを売却する場合、鑑定書がなくても不利になるケースはありませんので
安心して買い取ってもらいましょう。(^ ^)

 

 


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